
最近よく見かける「基本料金0円」の電気料金プラン。
うまく選べば電気代をぐっと下げられますが、実は会社によって料金の仕組みや条件が大きく異なります。
そこで本記事では、基本料金0円プランのなかでも、安心して使えるおすすめの電力会社を厳選して紹介!
調整費の有無や料金のわかりやすさなど、比較のポイントもあわせてわかりやすく解説します。
本記事でわかること:
- 実際におすすめできる電力会社【3選】
- プランごとの特徴と違い(調整費・契約条件など)
- 自分に合った電力会社の選び方
- よくある不安・疑問のQ&A
「まずは安くしたい」「でも失敗したくない」
そんな方は、ぜひこの記事を参考に自分に合った会社を見つけてください!
まずはここで確認!基本料金0円プランの特徴をざっくり比較
電力会社名 | 料金プラン | 調整費(燃料調整費・電源調達調整費) | 割引・キャンペーン | 解約手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1位:リボンエナジー | 市場連動型プラン | なし | 割引多数・最大5,000円キャッシュバック | なし | 完全明朗設計。調整費ゼロ&基本料金0円 |
2位:リミックスでんき | 固定単価型プラン | あり(市場価格連動) | なし | なし(※ネット申込限定) | LINE通知で調整費を見える化。縛りなしで試しやすい |
3位:アルカナエナジー | 固定単価型プラン | あり | なし | 1年以内の解約で22,000円 | 安定重視。見通しが立てやすい固定単価 |
▼おすすめの会社をみたい方はこちら▼
基本料金0円のおすすめ電力会社3選【特徴を比較】
『お得!』の裏に落とし穴?基本料金0円プランを選ぶ前にチェック!
「基本料金0円」と聞くと、一見すごくお得に感じますよね。
でも実は、プランの中身や条件によっては、思ったより電気代が高くなることもあるんです。
ここでは、「どうして基本料金を0円にできるのか」という仕組みと、申し込む前に知っておきたい3つの注意点をわかりやすく解説します!
基本料金0円ってどういう仕組み?
基本料金0円プランは、毎月の固定費(基本料金)を0円にする代わりに、電気を使った量に応じて必要な費用を支払う仕組みになっています。
通常は、基本料金の中に「電気を家まで届けるための仕組み(電線や設備)」の維持費など、使っていなくても必要なコストが含まれていますが、0円プランではこうした費用を電力量料金に上乗せする形で回収する設計になっています。
基本料金の仕組みを詳しく知りたい方はこちら
⇒意外と知らない!電気代の基本料金とは?仕組みとムダのない見直し方
基本料金0円プランでよくある3つの注意点
電力量料金が高めに設定されていることがある
基本料金を0円にしている分、電力量料金(1kWhあたりの単価)が高く設定されている電力会社もあります。
たとえば、大手電力会社の平均単価が27円前後なのに対し、30円以上に設定されている0円プランも実在します。この差が積もると、月々の電気代に大きな影響が出ることもあるため、事前に単価を確認しておくのが安心です。
▼チェックポイント
- 電力量料金(1kWhあたり)の単価は必ず確認
- 電力量料金単価の平均相場は約27円前後(電力エリアや契約により変動)
- 電力量料金単価が30円以上に設定されている場合は慎重に比較を
燃料費調整額・電源調達調整費が高い場合も
基本料金が0円でも、電源調達調整費などの調整費(燃料調整費・電源調達調整費)が高く設定されている電力会社もあります。
さらに、市場価格が下がって本来ならマイナス調整になる月でも、「0円以上」で固定されているケースもあるため、見えにくいコストに注意が必要です。
調整費(燃料調整費・電源調達調整費)は毎月変動し、単価の安さ以上に電気代へ大きく影響する場合があります。
▼チェックポイント
- 調整費(燃料調整費・電源調達調整費)の単価が公開されているかを確認
- 他社と比べて高めの設定になっていないか
- 市場価格が下がっても「マイナス調整されない」場合がある
どのような仕組みで決まっているのか、詳しく知りたい方はこちら
⇒電源調達調整費の正体とは?電気代が高いのはなぜ?
基本料金0円の適用には条件がある場合も
「基本料金0円」とうたっていても、すべての利用者に当てはまるとは限りません。
たとえば、特定のセット割(ガス契約など)と併用したときだけ適用されるケースや、最初の1年間だけ基本料金が無料になるプランもあります。
契約後に「思っていたのと違った…」とならないためにも、適用条件は申し込み前にしっかり確認しておくことが大切です。
▼チェックポイント
- 0円になるのに特別な条件などないか
- セット割など他サービスとの併用が前提になっていないか
- 基本料金0円が◯ヶ月間などの期間限定になっていないか
- 適用条件がわかりにくくないか(小さな注釈などに注意)
基本料金0円のおすすめ電力会社3選
「基本料金0円」といっても、実際に電気代が安くなるかどうかは会社によって全然違います。
料金の仕組みや調整費の扱い、契約の条件などをちゃんと見ておかないと、
「思ったより安くならなかった…」なんてことも。
そこでこのパートでは、次のポイントをもとに、
電気料金をしっかり抑えつつ、安心して使える電力会社を3社紹介します。
- 電気代が安くなりやすい料金設計になっているか
- 調整費(燃料調整費・電源調達調整費)などの変動リスクへの対策があるか
- 割引・特典が実用的で、長く使いやすいか
「ちゃんと安くなって、わかりやすいプランがいい」そんな方にぴったりの電力会社をまとめました!
1位:リボンエナジー

基本料金0円の電気料金プランを採用している電力会社の中でもっとも安く明朗会計でいま注目されているのがリボンエナジー。
リボンエナジーは毎月の基本料金はもちろん、燃料費調整額や電源調達調整費もすべて0円
請求されるのは、使った分の電気料金(電力量料金)のみという、わかりやすくて安心できる仕組みです。
電気料金プランは電力市場(JEPX)に連動して30分ごとに単価が変わる市場連動型プラン。
「変動があるのはちょっと不安…」という方でも、安い時間帯を上手に使えば、しっかり節約につなげることができます。
固定費ゼロ・縛りなし・割引制度も豊富。
「余計な料金は払いたくない」「納得して選びたい」方にぴったりの0円プランです。
料金がわかりやすくて、しっかり安い。市場連動型プランの強み
リボンエナジーの電気料金は、JEPX(日本卸電力取引所)の価格に連動する市場連動型プランを採用しています!
すべての電力会社は、このJEPX(日本卸電力取引所)を通じて電気を仕入れています。
リボンエナジーは、その市場価格がそのまま電気料金に反映される設計になっており、余計なコストの上乗せがなく、価格がとても明快なのが特長です。
市場価格は毎日・30分ごとに変動しますが、使い方次第で電気代をグッと抑えられるチャンスがある、
シンプルでフェアな料金プランです。
例えば、ある1日の市場価格はこんなふうに推移しています!

引用:JPEX(日本卸電力取引所)|2025年4月20日※グラフ①
上記のグラフ①を表にまとめてみました。
時間帯 | 最安値(円/kWh) | 最高値(円/kWh) |
---|---|---|
0時から6時 | 7.35円/kWh | 9.63円/kWh |
6時から12時 | 5.42円/kWh | 7.96円/kWh |
12時から18時 | 6.35円/kWh | 10.95円/kWh |
18時から0時 | 7.92円/kWh | 10.97円/kWh |
たとえば、2025年4月20日のJEPX価格は
- 最安値:5.42円/kWh(10:30)
- 最高値:10.97円/kWh(18:00)
実際、2025年4月の1か月平均単価は9.82円/kWhと、 大手電力の固定単価(25〜30円/kWh目安)と比べて圧倒的に割安な価格帯で推移しています。
価格が上がる時間帯もありますが、平均で見れば非常に安定的に使えることが多いのが市場連動型のメリットです。
リボンエナジーはマイページから翌日の市場価格を事前に確認可能であらかじめ安い時間帯を把握して、計画的に電気を使えば格安で電気を使用できるんです!
安い時間帯を選んで、かしこく節約
- リボンエナジーでは、マイページから翌日の市場価格を事前に確認可能
- 安い時間帯には「●」がついているので、あらかじめ安い時間帯を把握して、計画的に電気を使えるのが安心ポイント
調整費(燃料費調整額・電源調達調整費)がかからないから、請求額にブレがない

リボンエナジーでは、「使った分だけ」の電力量料金しかかかりません。
というのも、すべての電力会社がJPEX(日本卸電力取引所)を通じて電気を仕入れていますが、多くの会社では仕入れ価格(=固定従量単価)の変動分を調整費として電気料金に加減算しています。
※赤色の斜線部分が加算|青色の斜線部分が減算
一方、リボンエナジーは、JPEX(日本卸電力取引所)の価格がそのまま電気料金に反映される設計のため調整費が一切かかりません。
そのため、「あとから高くなる」ことがなく、見た目通りの明朗会計で安心感も抜群。 安さとわかりやすさを両立したい方にぴったりのプランです。
キャンペーンや割引制度で、さらにお得に

リボンエナジーでは、条件に応じた割引制度が豊富に用意されており、併用も可能・ずっと適用され続けるのが魅力です。
割引名 | 対象になる例 |
---|---|
マイホーム割引 | 持ち家にお住まいの方 |
ファミリー割引 | 同居の家族がいる方 |
ペット割引 | ペットと暮らしている方 |
オール電化割引 | オール電化住宅にお住まいの方 |
太陽光割引 | 太陽光パネルを導入している方 |
蓄電池割引 | 蓄電システムを設置している方 |
EV割引 | 電気自動車(EV)を所有している方 |

たとえば、4人家族でペットと暮らす戸建て住宅の方なら、 「ファミリー割引」+「ペット割引」+「マイホーム割引」が適用され「1.54円/kWh」の割引が適応されます!
4人家族であればおおよそ年間で7,000円から10,000円の割引が適応されることになります!
公式サイトの割引シミュレーションで、どの割引が適用されて、電気代がどれだけ安くなるかがすぐにわかります。
さらにキャッシュバック特典も!
WEB申し込みで電気代キャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施中!
「割引×特典」のダブルで、申し込み初月からおトクを実感できるチャンスです。
リボンエナジーは基本料金を丸々削減できるだけでなく、「よくわからない調整費の上乗せ」もないので、安心して使うことができ、さらに割引や特典も豊富ないま注目の1社です!
\まずは料金シミュレーション/
大幅節約が叶う

2位:リミックスでんき|単価は固定・調整費は市場連動のハイブリッド型

リミックスでんきは、「電力量料金は固定」「調整費は市場連動」という、ハイブリッド型の料金設計が特長の電力会社です。
基本料金は0円。
電力量料金はあらかじめ決まっており、使った分だけをシンプルに支払う設計です。
一方で、調整費にはJEPX(日本卸電力取引所)の市場価格をもとにした「電源調達調整単価」が適用されます。
この調整費は、30分ごとに変動する市場価格に応じて、電気を使った時間帯ごとに計算されるのが特徴です。
つまり、同じ1kWhでも「いつ使ったか」によって調整費が変わる仕組み。
価格が安い時間帯に使えば、その分調整費も抑えられる可能性があります。
さらに、LINE通知で市場価格の高騰や下落の情報を事前にチェックできるため、
「あとから調整費が想定より高かった…」といった不安も軽減されます。
契約期間の縛りや解約手数料もなく、まず試してみたい方にぴったりの電力会社です。
固定単価 × 基本料金0円(電力量料金の特徴)
リミックスでんき | 東京電力エナジーパートナー |
17.61 円/kWh | 〜120kWh:29.80円/kWh 121~300kWh:36.40円/kWh 301kWh~:40.49円/kWh |
リミックスでんきは、電力量料金が固定単価で設定されており、さらに基本料金も0円。
電気を使った分に対して毎月同じ単価が適用されるため、電気代の計算がしやすく、料金の見通しが立てやすいのが魅力です。
たとえば、東京エリアでは1kWhあたり17.61円に設定されており、
これは東京電力の従量電灯B(第1段階:29.80円/kWh、第2段階:36.40円/kWh、第3段階:40.49円/kWh)と比較してみると電力量料金単価がかなり割安。
使えば使うほどおトクになる傾向があるため、電気使用量が多い家庭にもおすすめです。
調整費(燃料調整費・電源調達調整費)は市場価格に30分単位で連動。使い方次第でコントロールも

リミックスでんきの調整費は、JEPX(日本卸電力取引所)の市場価格に30分単位で連動していま
つまり、1日を通して価格が細かく変動しており、電気を使った「時間帯」に応じて、その都度異なる調整費が加算される仕組みです。
同じ1kWhでも、
- 市場価格が安い深夜や日中に使えば、調整費は低く抑えられる
- 逆に、需要が集中する夕方などに使えば、調整費が高くなることも
というように、時間帯ごとの使い方が電気代に影響するリアルタイム設計です!
とはいえ、毎回市場価格を調べるのは大変…。
そこでリミックスでんきでは、LINE通知で市場価格の動き(調整費の目安)を事前に配信してくれます。
「日中は価格が落ち着きそう」
「夕方のピークは避けた方がよさそう」
…といった情報をもとに、使い方を調整できるのが安心ポイントです。
「市場連動=不安」ではなく、見える化されている市場連動という安心感があるのがリミックスでんきの大きな魅力です。
契約縛りも手数料もなし。だから、気軽に始められる

リミックスでんきは、契約期間の縛りがなく、解約時の手数料もかかりません(※Web申し込みの場合)。
「まずは試してみたい」「他社と比較しながら柔軟に見直したい」という方でも、安心して利用をスタートできます。
基本料金0円&単価も安め、さらに縛りなし・手数料なしという組み合わせは、
「損したくない」「ムダな費用は払いたくない」という方にとって、大きな魅力です。
「乗り換えってハードルが高そう…」と感じている方でも、リスク少なく、気軽に導入できる電力会社として選ばれています。
固定単価×通知付きで安心スタート!
まずは気軽に試せるプラン

第3位:アルカナエナジー

アルカナエナジーは、市場連動型ではない「固定単価制」を採用している、わかりやすさと安定感が魅力の電力会社です。
電力量料金はエリアごとの一定料金で、毎月の請求額がブレにくいのが特長。さらに、基本料金は0円。使った分だけ支払うシンプルな仕組みになっています。
調整費は適用されますが、これは毎月1回更新されるもので、市場連動型のように30分単位で大きく変動することはありません。
価格が下がればマイナス請求になることもあり、無理なく節約につなげやすいのもポイントです。
ただし、1年以内の解約には手数料が発生するため、長く使う予定のある方にぴったりのプランです。
基本料金0円×固定単価。価格の見通しが立てやすい

アルカナエナジーは、市場価格に左右されない「固定単価制」を採用。
たとえば東京エリアでは、1kWhあたり29.80円で、毎月変わらず同じ単価が適用されます。
さらに、基本料金は0円。
電気を使った分だけ支払うシンプルな設計で、ムダな固定費もありません。
比較項目 | アルカナエナジー | 東京電力(従量電灯B) |
---|---|---|
基本料金 | 0円 | あり(10Aにつき:311.75円) |
電力量料金 | 29.80円/kWh | 〜120kWh:29.80円/kWh 121~300kWh:36.40円/kWh 301kWh~:40.49円/kWh |
「毎月の料金に振り回されたくない」「わかりやすい方が安心」という方におすすめの、変わらない設計です。
調整費(燃料調整費・電源調達調整費)は月ごとに1回見直し。落ち着いた変動で安心感あり
電力エリア | 調整費:4月 | 調整費:3月 | 調整費:2月 |
---|---|---|---|
北海道電力エリア | 3.47円/kWh | 2.10円/kWh | 1.72円/kWh |
東北電力エリア | 4.25円/kWh | 2.86円/kWh | 3.12円/kWh |
東京電力エリア | 4.80円/kWh | 3.37円/kWh | 3.89円/kWh |
中部電力エリア | 5.86円/kWh | 3.85円/kWh | 3.13円/kWh |
北陸電力エリア | 4.36円/kWh | 2.06円/kWh | 1.56円/kWh |
関西電力エリア | 4.27円/kWh | 1.97円/kWh | 1.65円/kWh |
中国電力エリア | 4.30円/kWh | 1.95円/kWh | 1.55円/kWh |
四国電力エリア | 1.48円/kWh | -0.16円/kWh | 0.27円/kWh |
九州電力エリア | 3.80円/kWh | 1.60円/kWh | 1.20円/kWh |
引用:アルカナエナジー|調達調整額 直近3か月のデータ
アルカナエナジーでは、毎月の電気料金に「調整費」が加減算されます。
この調整費は月に1回見直される仕組みで、日々の価格変動に細かく左右されることはありません。
いわゆる市場連動型のように、「時間帯によって料金が変わる」といった複雑な仕組みではないため、
毎月の電気代が読みやすく、使い方に神経質にならずに済むのがメリットです。
さらに、調整費がマイナスになる月もあり、
「使った分に対して正しく反映されている」という納得感が得られます。
1年縛りあり。でもずっと使うならコスパ◎
アルカナエナジーには、1年以内に解約すると22,000円の手数料が発生するというルールがあります。
ただし、電力量料金の安さと毎月の安定感を考えれば、長期利用で十分おトクになります。
- 基本料金なしで無駄がない
- 単価は固定で見通しが立てやすい
- 市場連動ではないのでストレスが少ない
「頻繁に見直すよりも、良いプランを見つけて長く使いたい」
そんな方にぴったりの、落ち着いた節約スタイルを叶える電力会社です。
毎月ブレないから安心!
長期でおトクに使えるプラン

どれを選ぶ?あなたに合った電力会社の選び方ガイド
どの電力会社がいいか迷ったときは、あなたの目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
以下の早見ガイドを参考にして、自分にぴったりのプランを見つけてみてください。
とにかく「わかりやすさ」重視&時間帯の工夫もしたいなら → リボンエナジー
燃料費調整額も電源調達調整費も0円。さらに単価は市場価格に連動し、安い時間帯に使えば節約が狙えます。
割引もキャッシュバックも併用OK(最大5,000円還元)で、条件なしで始められるのも魅力。
「料金構成がシンプルで、無駄のないプランを探している」人に最適です。

固定の安心感と市場調整の節約性を両立したいなら → リミックスでんき
基本料金0円 × 固定単価 × 市場連動調整費のハイブリッド型プラン。
調整費は30分ごとに変動しますが、LINE通知で事前にチェックできる安心設計。
固定単価でベースの電気代は安定しており、ピークを避ければ調整費も抑えられます。
契約の縛りや解約手数料もなしで、「まずは気軽に切り替えてみたい」人にもおすすめです。

「毎月の変動を避けて、長く安定して使いたい」なら → アルカナエナジー
基本料金0円 × 固定単価制(例:東京エリア29.80円/kWh)で、電気代の見通しが立てやすい。
調整費は月に1度だけ見直される仕組みなので、大きく乱高下する心配もありません。
1年未満の解約には手数料がかかりますが、長期的に見ればしっかりおトクになる安心プランです。

比較する際に見ておきたいチェックポイントまとめ
電力会社を選ぶときは、単純な「安さ」だけでなく、契約条件や料金構成の違いにも注目するのがポイントです。
調整費(燃料調整費・電源調達調整費)の有無と仕組みをチェック
- 「調整費がある=悪い」ではなく、反映の仕方や有無の明記があるかを見ることが大事!
- リボンエナジーのように調整費がゼロの会社は見通しが明確!
電気料金の設計を確認
- 「固定単価型」「市場連動型」など、料金がどう決まるかは会社によって異なる
- ライフスタイルと合っていないと、「思ったほど安くない」ことも
解約手数料や契約縛りは要確認
- 契約期間の縛りがある会社は、途中解約で手数料が発生する場合も!
- 「まず試したい」なら、リボンエナジーやリミックスでんきのような縛りなしプランがおすすめ
割引制度や特典があるか
- 割引が自動で適用されるか/条件があるかをチェック
- リボンエナジーのように併用可&ずっと適用される割引があると長期的にお得
申し込み前にチェックしておきたいこと
切り替える前に確認しておきたいのが、手続き・サポート・解約条件などの細かい部分。
安心して申し込むために、事前にチェックしておくべきポイントを紹介します!
契約手続きと必要なもの
電力会社の切り替えは、「手続きが面倒そう…」と思われがちですが、実際はほとんどの手続きがオンラインで完結します。
時間も5〜10分ほどで済み、立ち会いや工事も基本的には不要です!
申し込み時に手元に用意しておくとスムーズなのは以下の3点です:
- 電気の検針票(もしくは電力会社の契約情報がわかる画面)
→ 契約者名・供給地点特定番号・お客様番号などが必要 - 本人確認書類(オンラインでの提出が求められる場合あり)
- 支払い情報(クレジットカード or 銀行口座情報)
現在契約している電力会社への解約連絡は不要で、新しく申し込んだ電力会社側が自動で切り替え手続きをしてくれます。
明細の確認方法とサポート体制
最近の電力会社は「紙の明細なし・Web明細が標準」となっているケースが多く、マイページやアプリ上で電気の使用量・料金の詳細・調整費などの内訳をいつでも確認できるようになっています。
たとえば、以下のような確認方法があります:
- リボンエナジー:マイページで「市場単価・使用量・割引情報」までチェック可能
- リミックスでんき:LINE通知と合わせて、電気料金の履歴もWeb上で確認できる
- アルカナエナジー:マイページで請求履歴や契約内容を確認可能(紙の発行なし)
また、問い合わせ窓口も基本的にメールやチャット、問い合わせフォームが中心ですが、会社によっては電話サポートも併用しているところもあります。
「どこで明細が見られるのか?」「困ったときの問い合わせ先はあるか?」は、申し込み前にチェックしておくと安心です。
解約条件や契約期間の有無
電力会社によっては、最低契約期間や解約手数料が設定されている場合があります。
申し込む前に「解約のルール」を確認しておくことで、後悔のない切り替えができます。
たとえば:
- アルカナエナジー:1年以内の解約で22,000円(税込)の解約手数料が発生
- リミックスでんき:契約期間の縛りなし・解約手数料なし(※ネット申し込み限定)
- リボンエナジー:解約手数料・契約期間の縛りともになし
もし引っ越しや見直しの予定がある場合は、「解約自由」なプランを選んでおくと安心です。
よくある質問と不安解消Q&A
- Q1: 本当に基本料金が0円なんですか?
はい、今回ご紹介した電力会社のプランは、毎月の基本料金が0円に設定されています。ただし、電力量料金や調整費などの「使った分の費用」は別途かかります。 - 0円の代わりに、どこかで上乗せされていませんか?
一部の電力会社では、基本料金の代わりに電力量料金がやや高めに設定されているケースもあります。ただし、今回紹介している会社はいずれも料金体系が明示されており、条件に納得して選べる構成になっています。 - 市場連動型の価格が上下するのが不安です…
たしかに価格は変動しますが、使い方次第で固定単価より安くなることもあります。また、リボンエナジーのようにマイページから翌日分までの価格が確認出来たり、リミックスでんきのようにLINEで通知が届くサポート機能がある会社もあるため、安心して使えます。 - 今の電力会社から切り替えるのって面倒じゃない?
実は手続きはすべてオンラインで完結します。現在の電力会社への解約連絡も不要で、新しく申し込む会社が代行してくれるので安心です。 - 調整費(燃料調整費・電源調達調整費)って高くなることもあるんですか?
はい、市場価格に連動するため、タイミングによっては高騰することもあります。ただし、リミックスでんきのように高騰を事前にLINEで通知してくれるサービスがある会社やリボンエナジーのように調整額0円の会社を選べば、対応しやすくなります。
まとめ
少しでも電気代を安く、そしてわかりやすいプランで安心して使いたい。
そんな方にとって、「基本料金0円」の電力会社は、しっかり比較すれば納得して選べる選択肢になります。
まずは、自分に合いそうな電力会社の公式ページをチェックして、無理なく、今よりお得な暮らしを始めてみましょう。


執筆者
小売電気アドバイザー
大山 泰正
小売電気アドバイザーの資格を持ち、電気の比較・情報サイト「エネべる」を運営しています。運営会社である株式会社enebellの代表取締役として、電力業界の最新情報や節約術に関する豊富な知識を提供。電力自由化や最適な電力プラン選びに関するアドバイスを分かりやすく解説しています。