東京電力と他社でここまで違う!オール電化の電気代を徹底比較&おすすめ3社を紹介

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東京電力のオール電化と他社プランを徹底比較

「電気代、なんか高くなってない?」
東京電力のオール電化プランを契約している方の中には、そんな違和感を感じている方も多いはず。

実は、2025年の料金改定や割引終了などの影響で、以前よりもじわじわ高くなっているケースもあります。

この記事では、東京電力のオール電化向けプラン(スマートライフ/くらし上手)の内容をしっかり整理した上で、他社プランとの料金や使い方の違いも比較しながら、「結局うちはどこが一番おトクか?」を見える化します。

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「今の契約のままでいいのか…」「もっと安くできる会社はあるのか…?」
そんなモヤモヤがスッキリ解消できるよう、分かりやすく解説していきます!

目次
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電気代が高くなった理由、もしかして「プランのせい」かもしれません

イメージ図

東京電力のまま電気を使い続けていて、「料金が高い」と感じたことはありませんか?
実はその違和感、思い過ごしではなく、仕組み的にそうなっている可能性があります。

この章では、オール電化家庭で電気代が高くなってしまう背景を、2025年以降の料金変化や契約プランの構造から、わかりやすく解説していきます。

2025年以降の変更点|割引終了・単価アップで見えづらい値上げが起きている

東京電力でオール電化プランを契約している家庭のなかには、「電気の使い方は変わっていないのに、なぜか電気代が高くなった」と感じている方も多いはずです。

実は、2025年以降、東京電力の料金体系にはいくつかの見えづらい変更が加わっています。

その中には、料金単価の実質的な値上げや、これまであった割引制度の終了など、気づかないうちに負担が増えている要素も含まれます。

 具体的な変更ポイントは以下の通りです:

  • 昼間の電力量単価が上昇傾向にある
    スマートライフS/Lの昼間単価は35円超(東京エリア)と、以前のオール電化プランと比べても高めの設定。
  • かつてあった割引制度(例:電化上手・全電化割引)が終了
    現在は新規加入不可で、既存契約も段階的に移行対象に。
  • 燃料費調整額の上限が撤廃されている
    2023年以降、燃料価格高騰の影響を受けて調整額が月ごとに大きく変動。
  • 再エネ賦課金も年々上昇中
    2025年度の単価は3.49円/kWh(前年より増加)で、使用量が多いほど負担が大きくなる。

ポイントまとめ

これらの要素はひとつひとつは小さな変化に見えますが、組み合わさることで「使い方が変わらなくても高くなる」状態が生まれています。

特にオール電化住宅では電気の使用量が多くなるため、これらの影響を受けやすく、「気づいたら月に数千円単位で上がっていた」というケースも珍しくありません。

オール電化向けプランは「時間帯」や「契約容量」で損得が変わる

オール電化住宅の電気代は、「どのプランを選ぶか」だけでなく、「いつ電気を使っているか」や契約の仕方によっても大きく変わります。

とくに東京電力のスマートライフプランくらし上手プランのようなプランでは、電気を使う時間帯によって単価が違うため、ライフスタイルとプランの相性が悪いと、思った以上に損をしてしまうケースもあります。

また、契約容量によって基本料金が異なることも多く、「契約のされ方」で固定費が高くなることも見逃せません。

チェックすべき2つの視点:

  •  ①使う時間帯によって単価が違う
    ・スマートライフS/L:深夜(1:00〜6:00)は27.86円/kWh、昼間(6:00〜翌1:00)は35.76円/kWh。

    ・深夜にエコキュートを回している家庭ではメリットが大きいが、昼間〜夕方の使用が多いと高単価時間ばかりに当たる。

    ・くらし上手は月120kWhまで定額だが、それを超えると30.72円/kWhが適用。
  • ②契約容量(A/kVA)によって基本料金が変わる
    ・スマートライフS:アンペア契約(例:50A=1,558.75円/月)

    ・スマートライフL:主開閉器契約(例:7kVA=2,182.25円/月)

    ・くらし上手Lは契約容量ごとに基本料金が決まっていて、くらし上手Xはその月に最も電気を使った瞬間に応じて変動します。

ポイントまとめ

オール電化向けのプランは、電気の使い方と契約のしかたが合っていないと、本来のメリットを活かしきれない仕組みです。

昼間に電気を多く使う家庭が深夜割引前提のプランに入っていたり、家族構成の変化で契約容量が過剰なままだったりすると、知らないうちに割高になっているケースは少なくありません。

まずはここをチェック!今のプラン名と使用量の時間帯を確認しよう

ここまでで、電気代が高くなる原因として「プランの設計」「暮らし方のズレ」があることを見てきました。

でも、いきなりプランを変える前に、まずは自分が今どのプランに入っているのかと、どの時間帯に電気を多く使っているのかを確認するのが第一歩です。

チェックポイントはこの2つ:

  • ① 検針票やくらしTEPCO webで契約プラン名を確認する
    ・「スマートライフS」「くらし上手L」など、自分が入っているプランを正確に把握する。

    ・似た名前でも料金構造や割引条件がまったく異なるため、プラン名の確認は超重要。
  • ② 時間帯別の使用量をざっくり把握する
    ・くらしTEPCO webのグラフ機能などで、「朝〜昼」「夕方〜夜」「深夜」のどこで使用量が多いかを確認。

    ・昼間に多く使っているのに深夜割引型のプランだと、相性が悪くて損をしている可能性も。

ポイントまとめ

「なんとなく使っている」状態では、本当におトクな契約ができません。

今のプランの仕組みと、自分の生活パターンを一度照らし合わせてみることでムダに気づくことができ、この確認ができていれば、次のステップ(プランの見直し・他社との比較)も、ぐっと判断しやすくなります。

東京電力のオール電化プランは、実は5つあるって知ってましたか?

プラン名合う家庭の特徴ポイント
スマートライフS契約60A以下/夜間にエコキュートや蓄熱暖房を使う深夜割引が活かせれば◎。昼間メインだと割高に。
スマートライフL主開閉器契約(7kVA以上)/深夜帯使用が多い大きな住宅向け。基本料金は高めになる傾向。
くらし上手S太陽光+おひさまエコキュート/契約60A以下昼の発電を自家消費できる家庭なら定額枠でおトク
くらし上手L太陽光+おひさまエコキュート/6kVA以上大容量家庭向け。売電せず自家消費重視の設計
くらし上手X太陽光+おひさまエコキュートありだが配線条件がS/Lに非対応実量制。配線次第で自動適用される特殊ケース

現在新規で申し込める東京電力のオール電化向けプランは、全部で5種類あります。

それぞれ対象の設備や契約容量によって使い分けが必要で、選び方を間違えると料金的にかなり損をしてしまうことも。それぞれのプランの特徴をわかりやすく整理しながら、どんな人・どんな家庭に合うのかを解説していきます。

スマートライフS/L|夜間にたっぷり使うなら安くなる時間帯プラン

東京電力のオール電化プランといえばこれ、という代表的な2つが「スマートライフS」「スマートライフL」です。

どちらも深夜時間(1時〜6時)が安くなる時間帯別の料金プランで、深夜にエコキュートや蓄熱暖房機を運転する家庭には向いています。

こんな特徴があります:

  • SとLの違いは「契約容量」
    スマートライフS:10〜60Aのアンペア契約向け(一般家庭向け)
    スマートライフL:主開閉器契約の家庭向け(契約容量に応じて基本料金が変わる)
  • 昼間と深夜の単価差がはっきりしている
    昼間(6時〜翌1時):35.76円/kWh
    深夜(1時〜6時):27.86円/kWh
  • 燃料費調整額・再エネ賦課金はそのまま加算
    燃料調整費が高い月は実質の支払額が跳ね上がる可能性あり

ポイントまとめ

  • スマートライフS/Lは、深夜にまとめて使うライフスタイルならハマるプラン。
  • 昼や夕方に電気を多く使う家庭は、割安時間を活かせず割高になるリスクもあるため注意が必要です。

くらし上手S/L/X|太陽光+おひさまエコキュート家庭向けの自家消費応援型

「くらし上手」は、太陽光発電とおひさまエコキュートを導入している家庭専用のプランです。

日中に発電した電気をできるだけ自宅で使う「自家消費」を前提にした設計になっていて、東京電力の中ではもっとも電気を買わない暮らしに寄り添ったプランともいえます。

このプランは契約条件や設備の違いによって、S・L・Xの3タイプに分かれており家の規模や契約のしかたで自動的に振り分けられます。

S/L/X のちがい

プラン契約方法基本料金定される家庭
くらし上手Sアンペア契約(60A以下)一律2,654.5円標準的な戸建て
くらし上手L主開閉器契約(容量に応じて段階的に増加)〜6kVA:2,654.50円/月
7〜10kVA:4,257.50円/月
10kVA超:1kVAごとに425.75円加算
大きめの戸建て
くらし上手X実量制(最大使用電力で決定)過去の最大使用電力(kW)に基づいて決定契約方法が特殊な家庭(例:エコキュートが分岐)

補足説明:くらし上手Xの基本料金の決まり方
契約容量(kW)は「過去11か月のうち、最も電気を使った30分間」の平均使用量で決まります。

たとえば冬場に、エコキュート・暖房・IHなどを同時に使って10kWのピークを記録すると、その後の月(たとえ夏場で使用量が少なくても)も10kW契約が維持され、基本料金も高くなる仕組みです。

くらし上手プラン共通の特徴:

  • 月120kWhまでは定額(3,670.4円)、超過分は30.72円/kWh
    → 日中の自家消費で120kWh以内に収まれば、電気を買わなくても済む前提の料金設計。
  • 燃料費調整額や再エネ賦課金は別途加算
    → 自家消費部分にはかからないが、買電分には通常どおり課金される。
  • 加入には「太陽光+おひさまエコキュート」の導入が必須
    → 条件に合っていないと申し込めない専用プラン。

ポイントまとめ

くらし上手は、太陽光で発電し、おひさまエコキュートで電気をためて使う暮らし方にぴったりのプランです。
特に日中に家に人がいる家庭や、昼の使用量を極力抑えて発電分でまかないたい人にとっては、非常に効率のいい契約になります。

加入には設備条件が厳密に決まっているため、「入りたい人が全員入れるわけではない」点に注意が必要です。

おひさまエコキュートとエコキュート何が違うの?

「おひさまエコキュート」と「エコキュート(一般的なタイプ)」の違いは、太陽光発電と連携しているかどうかです。

エコキュート(一般的なタイプ):お湯を沸かすための電気は以下の3つ

  • 電力会社の電気
  • 蓄電池にためた太陽光の電気(間接的に活用)
  • 太陽光発電の電気を直接は使えない
    →蓄電池を介さないと太陽光の電気は使えない

おひさまエコキュート:お湯を沸かすための電気は以下の3つ

  • 電力会社の電気
  • 蓄電池の電気(併用可能)
  • 太陽光の電気を直接使える(蓄電池なしでもOK)
    →「昼間に発電 → そのまま給湯に使用」というリアルタイム連携が可能
比較項目エコキュート(一般的なタイプ)おひさまエコキュート
電力会社の電気で沸かす
蓄電池の電気で沸かす
太陽光の電気を直接使う×(蓄電池経由のみ)〇(蓄電池なしでも可)

オール電化住宅に合うのは?東京電力エリアで選ばれている電力会社3選

「東京電力のままでいいのかな…」

そんなモヤモヤを感じている方のために、ここでは東京電力のオール電化プランと比較しながら、東京電力エリアで人気の電力会社3社を紹介します!

料金の特徴や使い方のスタイルに合わせて整理しているので、「うちにはどこが合うのか?」が見えてくるはずです。

電気代をしっかり抑えたい方、太陽光や蓄電池を活用したい方、安心して長く使いたい方それぞれに合った選択肢が見つかるはずです。

リボンエナジー|基本料金ゼロ&使い方次第でグッとおトクに!

リボンエナジー
比較項目リボンエナジースマートライフS/Lくらし上手S/L/X
基本料金0円S:10Aあたり311.75円/月(例:50A=1,558.75円)
L:1kVAあたり311.75円/月(例:7kVA=2,182.25円)
S:一律2,654.50円/月
L:~6kVA:2,654.50円、7~10kVA:4,257.50円、10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
X:~4kW:2664.12円、5~8kW:5128.24円、8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
電力量単価市場連動+固定単価(22円/kWh)昼間:35.76円/kWh
深夜:27.86円/kWh
~120kWh:定額3,670.40円、120kWh超過:30.72円/kWh
燃料費調整額なしありあり
売電対応なし(売電契約不可)対応(卒FIT後の買取あり)対応(同左)
特典・割引あり(7つの割引/CB)なしなし
解約金なしなしなし

リボンエナジー、スマートライフS/L、くらし上手S/L/X「3プランとも再エネ賦課金が加算される」

リボンエナジーは、基本料金も調整費もゼロで、使った分だけ!というシンプルな料金設計が特徴の電力会社です。

「余計な固定費がかからない明朗会計」として、オール電化住宅の中でも注目を集めています。

リボンエナジーの電気料金は固定従量料金+JEPX(日本卸電力取引所)の市場価格に連動して30分ごとに変動する市場連動型プランを採用!

「変動があるのはちょっと不安…」という方でも、安い時間帯を上手に使えば、しっかり節約につなげることができます。すべてを電気で賄うオール電化世帯と非常に相性が良いと注目されています!

使い方次第で、どこの電力会社よりもおトクに使えるのがリボンエナジーの魅力です。

リボンエナジーの料金のしくみを東京電力の各プランと比べながら、「なぜおトクなのか」を具体的に見ていきましょう

料金のしくみと使い方しだいで差が出る理由

リボンエナジーは、使った分だけ!基本料金や調整費などの余計な固定費がかからないシンプルな料金!

  • 固定単価22円/kWh(東京エリア)×使用量
  • 変動単価(JEPXの30分ごとの価格)×使用量

上記の項目のみで構成されています!
東京電力エリアの固定単価は22円/kWh

この固定単価に、多くの電力会社が電気を仕入れているJEPX(日本卸電力取引所)の価格が、そのまま電気料金に加算される仕組みになっています。

この変動単価は、毎日・30分ごとに変動しており特長として、朝や夕方など電気の需要が高まる時間帯は料金単価が高くなりやすく、逆に、太陽光が発電しやすい日中や需要の少ない深夜は安くなる傾向があります。

例えば、ある1日の市場価格はこんなふうに推移しています!

JEPX2025年4月27日取引データ

引用:JEPX|2025年4月27日グラフ①

  • 最安値:0.01円/kWh(6:30~15:00)
  • 最高値:13.82円/kWh(19:00)

このように電気を使用する時間帯によって電力量料金が違うの市場連動型プランの特徴です!

スマートライフS/Lくらし上手S/L/X
日中(6:00~翌1:00):35.76円/kWh120kWhまで(定額)3670.40円
深夜(1:00~6:00):27.86円/kWh120kWh超過:30.72円/kWh

たとえば、単価がもっとも高くなる19:00に電気を使った場合で比較していきます。

  • リボンエナジー:固定単価(22円)+変動単価(13.82円)=35.82円/kWh
  • スマートライフS/L:日中(6:00~翌1:00)=35.76円/kWh
  • くらし上手S/L/X:月120kWhまでは定額3,670.40円で、1kWhあたりに換算すると約30.59円

電力量料金だけを比べると、東京電力と大きな差はないように見えますが、リボンエナジーでは「基本料金」「燃料費調整額」が一切かからないため、月の合計金額で見ると、実際にはかなり安くなります!

さらに太陽光や蓄電池を導入していれば、

  • 単価が安い日中の時間帯に蓄電池へ充電
  • 単価が高い時間帯は蓄電池から電気を使う

といった運用で、30円以上の節約できます!
最近は売電価格も下がっており、自家消費の方がおトクです!

基本料金などのかからず使った分だけ!これらがオール電化住宅に人気な理由のひとつです!

また、リボンエナジーではマイページで翌日の市場価格を事前に確認でき、安い時間帯には「●」がついているので、あらかじめ安い時間帯を把握し、計画的に電気を使用することが出来ます!

「いつ使えば安いか?」がわかりやすく、初めての方でも運用しやすいのもポイントです。

単価が高騰するリスクには注意

市場連動型には電気代が高騰するリスクもあります。
燃料価格が上がったタイミングでは、JEPXの単価が一時的に20円/kWhを超えることも。

高い時間帯に多く使うと、東京電力のオール電化プランより割高になるケースもあるため

マイページで単価をチェックしつつ、高い時間帯には蓄電池で貯めた電気を使用または使用を避ける工夫がポイントです。

基本料金がかからない分、年間でここまで差が出る

電力会社 |プラン名基本料金備考
リボンエナジー0円基本料金なし(完全従量制)
東京電力|スマートライフS10Aあたり311.75円/月(例:60A=1870.5円)アンペア契約(10〜60A)
東京電力|スマートライフL1kVAあたり311.75円/月(例:6kVA=1870.5円主開閉器契約(kVA制)
東京電力|くらし上手S一律2,654.50円/月アンペア契約(60A以下)
東京電力|くらし上手L~6kVA:2,654.50円
7~10kVA:4,257.50円
10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
主開閉器契約(容量に応じて段階的に増加)
東京電力|くらし上手X~4kW:2664.12円
5~8kW:5128.24円
8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
実量制契約(最大使用電力kWで決定)

リボンエナジーの魅力のひとつが、基本料金が完全に0円という明朗な料金体系です。

「使っていないのに請求される…」といったムダな固定費がなく、実際に使った分だけ支払えばOKというわかりやすさが特徴。

東京電力の各プランの基本料金を、60A、6kVA、6kWで契約した場合の例として整理すると、以下のとおりです。

  • リボンエナジー
    基本料金はかからない →月額0円
  • スマートライフS(60A)
    10Aあたり311.75円 × 60A → 月額1870.5円
  • スマートライフL(6kVA)
    1kVAあたり311.75円 × 6kVA → 月額1870.5円
  • くらし上手S(60A)
    60A以下は一律 →額2,654.50円
  • くらし上手L(6kVA)
    ~6kVA:2,654.50円に該当 →額2,654.50円
  • くらし上手X(6kW)
    5~8kW:5128.24円に該当 → 月額5128.24円

このように、オール電化住宅ではどうしても契約容量が大きくなりやすく、それにともなって東京電力の基本料金も月2,000~4,000円台にふくらむケースがほとんど

使用量にかかわらず毎月かかるこの固定費は、電気をあまり使わない月でもじわじわ効いてくる隠れコストです。

一方、リボンエナジーなら契約容量に関係なく、基本料金が完全に0円
さらに燃料費調整額もかからないため、電気をたくさん使う家庭でも固定費をまるごとカットしやすい設計になっています!

割引や特典でさらにお得に!

リボンエナジー

リボンエナジーでは、7つのライフスタイル割引が用意されており、しかもすべて併用可能!
一度適用された割引は契約中ずっと継続されるので、長期的にもおトクです。

割引名対象になる例
マイホーム割引持ち家にお住まいの方
ファミリー割引同居の家族がいる方
ペット割引ペットと暮らしている方
オール電化割引オール電化住宅にお住まいの方
太陽光割引太陽光パネルを導入している方
蓄電池割引蓄電システムを設置している方
EV割引電気自動車(EV)を所有している方
適用される割引を知ろう!⇒割引シミュレーションはこちら

例えば、4人家族の戸建て住宅の方なら、
「オール電化割引」+「太陽光割引」+「蓄電池割引」+「マイホーム割引」+「ファミリー割引」の
5つの割引が適用され「2.64円/kWh」の割引になります!

年間でおおよそ18,000円~20,000円ほど節約出来ます!

さらにキャッシュバック特典も!

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「割引×特典」のダブルで、申し込み初月からおトクを実感できるチャンスです。

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自家消費も売電も、かしこく使いこなしたい人に

Loopでんき
比較項目LooopでんきスマートライフS/Lくらし上手S/L/X
基本料金あり(契約電流に応じて発生)S:10Aあたり311.75円/月(例:50A=1,558.75円)
L:1kVAあたり311.75円/月(例:7kVA=2,182.25円)
S:一律2,654.50円/月
L:~6kVA:2,654.50円、7~10kVA:4,257.50円、10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
X:~4kW:2664.12円、5~8kW:5128.24円、8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
電力量単価市場連動+サービス料(7円/kW)
+託送従量料金(6.97円/kWh)
昼間:35.76円/kWh
深夜:27.86円/kWh
~120kWh:定額3,670.40円、120kWh超過:30.72円/kWh
燃料費調整額なしありあり
売電対応対応あり(東京電力エリア:8円/kWh)対応(卒FIT後の買取あり)対応(同左)
特典・割引あり(Amazonギフト最大3万円)なしなし
解約金なしなしなし

Looopでんき、スマートライフS/L、くらし上手S/L/X「3プランとも再エネ賦課金が加算される」

Looopでんきは、電力自由化の当初からサービスを提供している、新電力の老舗的な存在です。
はじめて電力会社を切り替える方にも、安心して選ばれている会社のひとつです。

提供している「スマートタイムONE」は、リボンエナジーと同様に、JEPX(日本卸電力取引所)の価格に30分単位で連動する市場連動型プラン

電気の使い方を工夫すれば、電気代をしっかり抑えることができます。

基本料金はかかるものの、アプリや通知機能で「今が安い」がわかるため、節約のチャンスを逃さず、自分で電気代をコントロールしやすいのも魅力です。

さらに、Looopでんきでは利用者限定で売電サービスも提供しており、
「安く使って、余った分は売る」という運用を1社で完結できるのが特長です!

市場価格に連動する電気料金|単価の波をうまく活かそう

JEPX2025年4月27日取引データ

引用:JEPX|4月27日グラフ①

  • 最安値:0.01円/kWh(6:30~15:00)
  • 最高値:13.82円/kWh(19:00)

Looopでんきの「スマートタイムONE」は、JEPX(日本卸電力取引所)の価格に30分単位で連動する市場連動型プランです。
使う時間帯によって電気代が変わるため、日々の使い方しだいでコストを抑えやすいというのが最大の特徴です。

  • 基本料金(託送基本料金+容量拠出金相当額)
  • 変動単価(JEPXの30分ごとの価格) × 使用量
  • サービス料:7円/kWh × 使用量
  • 託送従量料金(東京電力エリア:6.97円/kWh) × 使用量

上記の項目で構成されています!
基本料金に加え、東京エリアでは、6.97円/kWh+サービス料7円/kWh。これにJEPX(日本卸電力取引所)の価格がそのまま加算されます。

スマートライフS/Lくらし上手S/L/X
日中(6:00~翌1:00):35.76円/kWh120kWhまで(定額)3670.40円
深夜(1:00~6:00):27.86円/kWh120kWh超過:30.72円/kWh

たとえば、単価がもっとも高くなる19:00に電気を使った場合で比較していきます。

  • Looopでんき:変動単価(13.82円)+サービス料(7円)+託送従量料金(6.97円/)=27.79円/kWh
  • スマートライフS/L:日中(6:00~翌1:00)=35.76円/kWh
  • くらし上手S/L/X:月120kWhまでは定額3,670.40円で、1kWhあたりに換算すると約30.59円/kWh

電力量料金で東京電力のオール電化プランと比較すると割安に設定されており、燃料費調整額はかかりません。

さらに、リボンエナジー同様に太陽光と蓄電池を導入していれば単価が高い時間帯に貯めた電気を使うことでさらにおトクに電気を使用できます!

さらに、Looopでんきには専用アプリがあり

  • 翌日の市場価格(JEPX)を一覧で確認
  • 「今が安い!」タイミングで通知を受け取れる

といった機能があり、節約チャンスを逃さず、狙って使えるのが大きな魅力です。

単価が高騰するリスクには注意

市場連動型プランを採用しているLooopでんきもリボンエナジー同様に、燃料価格が上がったタイミングでは、JEPXの単価が一時的に20円/kWhを超えることも。

その時間帯に多く使うと、東京電力のオール電化プランより割高になるケースもあるためアプリで単価をチェックしつつ、高い時間帯の使用を避ける工夫がポイントです。

基本料金の考え方は?東京電力とどう違う?

電力会社 |プラン名基本料金備考
Looopでんき託送基本料金(東京電力エリア):230.67円/kW
容量拠出金相当額(東京電力エリア):56.42 円/kW
実量制契約(最大使用電力kWで決定)
東京電力|スマートライフS10Aあたり311.75円/月(例:60A=1870.5円)アンペア契約(10〜60A)
東京電力|スマートライフL1kVAあたり311.75円/月(例:6kVA=1870.5円主開閉器契約(kVA制)
東京電力|くらし上手S一律2,654.50円/月アンペア契約(60A以下)
東京電力|くらし上手L~6kVA:2,654.50円
7~10kVA:4,257.50円
10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
主開閉器契約(容量に応じて段階的に増加)
東京電力|くらし上手X~4kW:2664.12円
5~8kW:5128.24円
8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
実量制契約(最大使用電力kWで決定)

Looopでんきでは、「基本料金」がかかる設計です。
基本料金の構造は少し特殊で、以下の2つを合算したものになります。

  • 託送基本料金(東京電力エリア):230.67 円/kW
  • 容量拠出金相当額(東京電力エリア):56.42 円/kW

Looopでんき、東京電力の各プランの基本料金を、6kWまたは6kVAで契約した場合の例として整理すると、以下のとおりです

  • Looopでんき(6kW):
    託送基本料金(230.67 円×6kW)+容量拠出金相当額(56.42 円×6kW)→月額1722.54円
  • スマートライフS(60A)
    10Aあたり311.75円 × 60A → 月額1870.5円
  • スマートライフL(6kVA)
    1kVAあたり311.75円 × 6kVA → 月額1870.5円
  • くらし上手S(60A)
    60A以下は一律 →額2,654.50円
  • くらし上手L(6kVA)
    ~6kVA:2,654.50円に該当 →額2,654.50円
  • くらし上手X(6kW)
    5~8kW:5128.24円に該当 → 月額5128.24円

東京電力と比べてもほぼ同水準に設定されています!
金額的にはほぼ同じ水準ですが、電力量料金の安さやアプリ機能のなどをふまえると選ぶ価値のある一社といえます!

ただ契約容量の決定方法には注意点が必要です。
契約容量(kW)は「過去11か月のうち、最も電気を使った30分間」の平均使用量で決まります。

たとえば冬場に、エコキュート・暖房・IHなどを同時に使って10kWのピークを記録すると、その後の月(たとえ夏場で使用量が少なくても)も10kW契約が維持され、基本料金も高くなる仕組みです。

この点は、東京電力のオール電化向けプランと共通しており、「一度でもピークが高いと、その後も料金に影響する」点に注意が必要です。

タイミング次第でお得に!キャンペーンも活用しよう

Looopでんき

Looopでんきには、普段は割引やポイントといった特典はありません
そんなLooopでんきですが、現在(2025年5月8日〜6月9日)に限り、キャンペーンを実施中!
キャンペーン内容

  • Amazonギフトカード5,000円分を全員にプレゼント!
  • さらに抽選で100名に、25,000円分を追加進呈!
  • 配布時期:2025年8月末ごろを予定

普段は特典がないLooopでんきだからこそ、このキャンペーンは実質的なお得感が大きく、はじめての切り替えにもぴったりのタイミングです。

アプリで今が安いを逃さず、自家発電を最大限に活かせる。選ぶなら今のうちです。

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今だけの特典チャンス!

idemitsuでんき|安定した料金とクルマ特典、長く使うなら安心の選択肢

idemitsuでんき
比較項目idemitsuでんきスマートライフS/Lくらし上手S/L/X
基本料金あり(契約容量に応じて発生)S:10Aあたり311.75円/月(例:50A=1,558.75円)
L:1kVAあたり311.75円/月(例:7kVA=2,182.25円)
S:一律2,654.50円/月
L:~6kVA:2,654.50円、7~10kVA:4,257.50円、10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
X:~4kW:2664.12円、5~8kW:5128.24円、8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
電力量単価時間帯別単価(夜間が特に割安)昼間:35.76円/kWh
深夜:27.86円/kWh
~120kWh:定額3,670.40円、120kWh超過:30.72円/kWh
燃料費調整額ありありあり
売電対応対応あり(東京電力エリア:11.5円/kWh)対応(卒FIT後の買取あり)対応(同左)
特典・割引あり(ガソリン・EV割引)なしなし
解約金なしなしなし

Looopでんき、スマートライフS/L、くらし上手S/L/X「3プランとも再エネ賦課金が加算される」

idemitsuでんきは、出光興産グループが提供する電力サービスで、市場価格の変動を受けない時間帯別の固定単価プランを採用しており、「毎月の電気代を安定させたい」という方に人気の電力会社です

また、太陽光発電を設置しているご家庭には、売電価格が1kWhあたり11.5円と、他社と比べてもやや高めに設定されている点も魅力のひとつです!

「余った電気はしっかり売りたい」という方にも向いています。

さらに、ガソリン車・EV車など、クルマを持っているご家庭には、出光興産ならではの特典が充実。
「電気とガソリンをまとめておトクにしたい」という方にも注目されている選択肢です。

まずは、東京電力のオール電化プランと比べて、料金面にどんな違いがあるのか見てみましょう!

夜間単価の安さを活かせば、固定単価でもしっかり節約

idemitsuでんきのプランは、「時間帯別の固定単価制」を採用しています。
市場価格(JEPX)の変動に左右されないため、毎月の料金が安定しているのが最大の特長です。

  • 基本料金(契約容量に応じて発生)
  • 電力量料金(時間帯別の固定単価)×使用量
  • 燃料調整費×使用量

上記の項目で構成されています!
idemitsuでんきの電気料金(東京電力エリア)は基本料金+燃料調整費と時間帯別の単価で構成されています!

idemitsuでんきスマートライフS/Lくらし上手S/L/X
日中(6:00~翌1:00):35.76円/kWh日中(6:00~翌1:00):35.76円/kWh120kWhまで(定額)3670.40円
深夜(1:00~6:00):27.86円/kWh深夜(1:00~6:00):27.86円/kWh120kWh超過:30.72円/kWh

深夜の単価がもっとも安く設定されているため、エコキュートなど深夜にまとめて電気を使う生活スタイルと相性◎です。

東京電力と比べると電力量料金はスマートライフS/Lと同じ設定になっています。

現在もスマートライフS/Lプランをご契約中のご家庭には、これまでの生活スタイルのままで節約できるのが人気の理由にひとつです!

さらにidemitsuでんきは、余剰電力の売電単価が11.5円/kWhと比較的高めに設定されており、「自家消費で使いきれなかった分もムダになりにくい」のがメリットです。

基本は昼間に発電した電気を自宅で使うのが最もおトクですが、余った分を売る場合でも、他社と比べて低すぎない単価でしっかり還元される設計になっています!

基本料金・調整費は従来型|でもマイナス調整もきちんと反映

電力会社 |プラン名基本料金備考
idemitsuでんき10Aあたり300.75円/月(例:60A=1804.5円)アンペア契約(10〜60A)
東京電力|スマートライフS10Aあたり311.75円/月(例:60A=1870.5円)アンペア契約(10〜60A)
東京電力|スマートライフL1kVAあたり311.75円/月(例:6kVA=1870.5円主開閉器契約(kVA制)
東京電力|くらし上手S一律2,654.50円/月アンペア契約(60A以下)
東京電力|くらし上手L~6kVA:2,654.50円
7~10kVA:4,257.50円
10kVAをこえる1kVAにつき:425.75円/kVA
主開閉器契約(容量に応じて段階的に増加)
東京電力|くらし上手X~4kW:2664.12円
5~8kW:5128.24円
8kWをこえる1kWにつき:641.03円/kW
実量制契約(最大使用電力kWで決定)

東京電力と比べると基本料金の設定はほぼ同じ金額で設定されており、使う家電の量やピーク使用によって契約容量が上がれば、それに比例して固定費も増える仕組みです。

idemitsuでんきには東京電力と同様に燃料調整費も加算または減算されます!
燃料調整費は発電にかかる燃料コストや市場価格の変動を反映する仕組みで、月によって「プラスになることもあれば、マイナスになることもある」のが特徴です!

たとえば、2025年4月の東京電力エリアでは、燃料費調整額が-7.39円/kWhと設定されており、4月の東京電力の燃料費調整額と同じ単価になっています!

新電力の中には「マイナス調整が適用されない」会社も多く存在する中で、idemitsuでんきはこうしたマイナス調整もしっかり反映してくれる設計になっており、料金の公平性・透明性の面でも良心的な電力会社といえます!

燃料調整費の高騰リスクにも注意

燃料調整費は、燃料価格や市場価格の変動を反映する仕組みです。
そのため、世界情勢の影響などで価格が高騰すると、調整費も上がってしまうリスクがあります。

クルマ割や売電で、+αのおトクをしっかり受け取れる!

idemitsuでんき

idemitsuでんきの魅力は、価格の安定感や売電制度に加えて、生活スタイルに寄り添う+αの特典が充実していること。

特に注目なのが、車を持っているご家庭にうれしい「クルマ割」。日々の移動コストまで節約できる、出光グループならではの特典です。

  • ガソリンコース:出光SSでの給油が 2円/ℓ引き
  • EVコース:電気料金が 200円/月引き(年間最大2,400円お得!)

さらに、ポイントプログラムも充実。
電気を使いながら、こんな形でポイントがたまっていきます!

ポイント選択制「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」から選べる
継続利用ポイント1年継続で 500ポイント付与
節電ポイント節電量1kWhごとに 5ポイント獲得(節電協力時など)
EV充電ポイント指定の「EV充電タイム」に充電するとポイントがたまる

このように、idemitsuでんきは価格がブレにくい安心感に加え、いままでの生活スタイルを変えずに利用でき、うれしい特典がそろったバランス型の電力会社です。

クルマを日常的に使う方や、ポイントをうまく活用したい方にもぴったり!電気を使うだけじゃない価値を得たいなら、検討する価値ありです!

「使っても、売ってもムダがない」そんなバランスのとれた選択肢を探しているなら。

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安定感のある節約を

どれが合う?あなたの暮らしに合わせたおすすめ電力会社早見表

電気代の安さだけでなく、「どう使いたいか」「どんな暮らしをしているか」によって、ぴったりの電力会社は変わってきます。
ここでは、東京電力エリアのオール電化住宅向けにおすすめしている3社を、暮らし方別の早見表形式でまとめました。

電力会社料金タイプ基本料金調整費売電対応向いている人特典太陽光との相性
リボンエナジー市場連動型+固定単価◎なし◎なし△(別会社での買取契約が必要)わかりやすく安くしたい節約派割引・キャッシュバックあり自家消費向き
Looopでんき市場連動型+固定単価〇あり◎なし〇(7〜8円/kWh)節約したいけど、売電も含めてうまく活用したい人キャンペーンあり自家消費+売電
idemitsuでんき固定単価(時間帯別)△あり〇あり◎(高単価)価格変動なく安定して使いたい安心派クルマ割・ポイント還元自家消費+売電単価高め

選び方のポイントは「どこにこだわるか」

節約を最優先したいなら → リボンエナジー

  • 料金構成がとにかくシンプル。使い方次第ではどこよりも安く、固定費ゼロで「使った分だけ」だから工夫なしでも安く抑えられます。
    ただし、売電契約は別会社との契約が必要になるため、管理が少し手間になる点には注意。

節約と売電、どちらも考えたいなら → Looopでんき

  • アプリで単価をチェックしながら、自家消費と売電をバランスよく運用したい中上級者向け。
    ただし、基本料金の決定方法にも注意が必要です。
    契約容量(kW)は「過去11か月のうち、最も電気を使った30分間」の平均使用量で決まるため、
    オール電化のように一度に多くの家電を使う家庭では、思わぬピークで契約容量が上がり、基本料金が高くなるリスクもあります。

料金の安定感や特典重視なら → idemitsuでんき

  • 市場の変動を受けず、夜間単価が安く売電単価も高め。さらにクルマ特典も充実しており、安定+αを求める方にぴったり。いままでの生活スタイルを変えずに節約可能!
    ただし、料金が劇的に安くなるタイプではないため、節約効果より安心感を優先したい人向けです。

切り替えて本当に大丈夫?よくある不安とその答え

電力自由化デメリット

電力会社を切り替えると聞くと、
「手続きが面倒そう…」
「停電したら困るのでは…?」と不安に思う方も多いはず。

ですが実際は、切り替えの仕組みやサポート体制がしっかり整っており、ほとんどの場合で心配は不要です。
東京電力から他社への切り替えでよくある疑問や不安について、ひとつずつ丁寧に解消していきます。

停電やトラブル時の対応は?→ 基本的に「今まで通り」です

電力会社を切り替えると、「停電したとき誰が対応してくれるの?」「電気の質が下がるんじゃないの?」といった不安を感じる方も少なくありません。

でも実は、切り替えによって電気を送る仕組みやトラブル時の対応体制が変わることはありません。
これは「送配電」と「小売」が完全に分離されている、日本の電力システムの仕組みによるものです。

仕組み的にはこうなっています:

  • どの電力会社と契約していても、電気を届けるのは東京電力パワーグリッド(地域の送配電会社)
    → 停電や漏電などが起きた場合も、従来どおり東京電力の保守網が対応します。
  • 電気の品質(電圧や周波数)も一律管理されている
    → 契約先を変えても、照明がチカチカする、家電に影響が出るといった心配はありません。
  • 計画停電や災害時の優先順位も、契約会社に関係なく一律扱い
    → 新電力に変えたからといって後回しにされることはありません。

まとめ

契約先を変えるのは電気の料金を決める会社を変えるだけで、停電時の対応や品質はすべてこれまで通り。
万が一のトラブルでも、地域の送配電会社(東京エリアなら東京電力パワーグリッド)が対応してくれるので安心です。

今使っている設備に影響はある?→ オール電化でもそのまま使えます

「電力会社を変えると、エコキュートやIHクッキングヒーターはちゃんと動くの?」
オール電化住宅の方にとっては、機器への影響が特に気になるポイントですよね。

でも安心してください。電力会社の切り替えによって、オール電化設備の動作に支障が出ることは基本的にありません。

なぜなら、これらの機器は電力会社ごとに作られているわけではなく、家庭の配線と契約容量によって制御されているだけだからです。

設備面での不安はこうクリアされます:

  • エコキュート・IH・床暖房などは、電源さえあれば問題なく作動
    → 特定の電力会社専用というわけではないので、切り替えてもそのまま使えます。
  • 「オール電化割引」がなくなることだけ注意
    → 以前の「電化上手」などで適用されていた電化住宅割引は、他社では使えない場合もあります。
    → ただし、その分基本料金ゼロ・調整費なしなどのプランを選べば、むしろ割安になるケースが多いです。
  • 契約容量やブレーカーの工事も原則不要
    → 現在の設備構成で使えているなら、新電力でもそのままOK。

まとめ

今使っているオール電化機器は、電気の「供給元」を変えても問題なく使い続けられます。
むしろ、使い方はそのままで料金だけ見直せるのが、電力会社を切り替える最大のメリットです。

乗り換えの手続きって面倒?→ スマホで完結、5分で申込みOK

「電力会社を切り替えるって、なんだか手続きが面倒そう…」
そう思って後回しにしている方も多いかもしれませんが、実際にはびっくりするほどカンタンです。

現在では、多くの電力会社がスマホやパソコンで契約完了までできる申込みフォームを用意しており、検針票(または「くらしTEPCO web」の情報)が手元にあれば、5分程度で手続きが完了します。

申込み〜切り替え完了までの流れ

  • 【STEP1】申し込みフォームに必要情報を入力
    → 氏名、住所、供給地点特定番号、現在の契約プランなど
  • 【STEP2】あとは待つだけ
    → 切り替え手続きはすべて新しい電力会社が代行してくれるので、自分で解約や連絡をする必要はありません
  • 【STEP3】切り替え後、次回の請求から新しい料金でスタート
    → 電気の供給は止まらず、使い方も何も変わりません

まとめ

切り替えに必要なのは申し込みのひと手間だけ。
そのあとはすべて新しい電力会社がやってくれるので、「やってよかった」で終わるケースがほとんどです。
「面倒そう…」と感じている方こそ、想像以上にカンタンだったと実感してもらえるはずです。

まとめ|電気代を見直す一歩は「知ること」から

「なんとなく東京電力を使い続けていたけど、見直したら思った以上に差が出た」
そんな声が最近、オール電化世帯の中で増えてきています。

ここまで見てきたように、オール電化の家庭では契約プランの違いや電気の使い方によって、
毎月の電気代が数千円〜年間で数万円も変わることがあります。

この記事でわかったことを振り返ると…

  • 東京電力のオール電化プランは5種類あり、設備や暮らし方によって最適なものが違う
  • いずれも基本料金や調整費といった固定コストがかかる設計で、使わない月でも高くつくケースがある
  • 一方、他社では基本料金ゼロ・調整費なし・市場連動型など、使い方しだいでおトクにできるプランもある
  • 切り替えはスマホだけで完結し、手続きはすべて新しい会社が代行してくれるから安心

電気代を減らす一歩は、知って、比べて、選ぶこと。今の契約が本当に自分に合っているのか? 一度見直してみませんか?

今すぐチェック!おすすめ電力会社の詳細はこちら

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執筆者

小売電気アドバイザー

大山 泰正

小売電気アドバイザーの資格を持ち、電気の比較・情報サイト「エネべる」を運営しています。運営会社である株式会社enebellの代表取締役として、電力業界の最新情報や節約術に関する豊富な知識を提供。電力自由化や最適な電力プラン選びに関するアドバイスを分かりやすく解説しています。