
「東京電力の解約って、なんだか面倒そう…」
「引っ越しや乗り換えのタイミングで手続きが必要だけど、何をすればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)の解約や他社への切り替えは、思っているよりずっとカンタン!
この記事では、引っ越し時の解約手続き、他社への切り替え方法、精算のタイミングや違約金など、必要なポイントをシーン別にわかりやすくまとめています。
さらに、関東エリアでおすすめの【最新】新電力会社も紹介。
スムーズな解約&お得な切り替えをしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
東京電力EPの解約手続きはどうする?

東京電力EPの解約手続きには、「引っ越し」や「他社への切り替え」など、いくつかのパターンがあります。
スムーズに進めるには、それぞれのケースに合った正しい流れや注意点を知っておくことが大切です。
この章では、忙しいあなたでも安心して手続きできるように、効率よく解約を進める方法や、よくあるトラブルを防ぐポイントをわかりやすくご紹介します。
【引っ越し】で解約する場合の流れ
引っ越しに伴って東京電力EPを解約する場合は、ご自身で手続きが必要です。
スムーズに進めるためにも、以下のステップに沿って進めていきましょう。
▼ステップ1▼引っ越し先で契約する電力会社を決める
まずは、新居で使用する電力会社を決めましょう。
電力会社との契約が済んでいないと、引っ越し当日に電気が使えない可能性があります。
▼ステップ2▼東京電力EPに使用停止の連絡をする
引っ越し先の電力会社が決まったら、現住所の電気の使用停止日を決め、東京電力EPに解約の申し込みを行います。
申し込みは以下のどちらかでOK
- 公式サイト「くらしTEPCO」 から(24時間対応)
- 電話で連絡(「お客様番号」があるとスムーズ)

申し込みは引っ越しの1~2週間前までに済ませるのが理想だよ!
※原則として引っ越し日の31日前から当日まで受け付けています。
▼ステップ3▼当日の対応と確認
使用停止日になると、東京電力EPが電気の供給を停止します。
基本的に立ち合いは不要ですが、マンションや特殊な契約の場合は確認が必要です。
また、最終月の電気料金は後日請求されるので、支払方法(口座振替・クレジットなど)の確認もしておきましょう。
事前に準備しておくとスムーズ!
以下の情報を手元に用意しておくと、手続きがよりスムーズに進みます。
- 契約者の氏名
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
- 現在の契約住所(東京電力EPと契約している住所)
- 使用停止希望日(引っ越し予定日)
- お客様番号(検針票や「くらしTEPCO」アプリで確認可能)
- 引っ越し先の新住所(必要に応じて)
【切り替え】他社へ切り替える場合の手続きと注意点
現住所で使っている電気や都市ガスの契約を東京電力EPから他社に切り替える場合
契約者自身が東京電力EPへ解約手続きをする必要はありません。
代わりに、新しく契約する電力会社やガス会社が、東京電力EPへの解約手続きを代行してくれます。
つまり・・・
やることは「新しい電力・ガス会社と契約するだけ」でOK!
面倒な解約手続きや連絡は不要です。
自分でやること | 電力会社がやってくれること |
---|---|
新しい電力会社への申し込み | 東京電力EPの解約申請 |
申し込み時に情報を入力 | スマートメーターの切替連絡 |
使用開始日などを選ぶ | 切替スケジュールの調整 |
申込時に必要な情報
- 契約者の氏名
- 現在の契約住所
- 供給地点特定番号やお客様番号(検針票などに記載)
- 使用開始希望日(新居で使い始める日)
このように、手続きはとてもシンプル。
忙しい方や初めての方でも、安心して電力の切り替えができる仕組みになっています。
スムーズに切り替えるためのワンポイント
- 切り替え先の料金プランや条件をよく比較しておく
- 切り替えにかかる日数の目安を事前に確認する(通常1〜2週間)
- 新しい電力会社からの最終確認メールや書類を見落とさないよう注意!
解約や切り替えに慣れていない方でも、こうした代行サービスを活用すれば安心です。
次章では、東京電力EPの契約プランごとの解約金の有無について、一覧表を使ってわかりやすくご紹介していきます。
東京電力EP:解約金や手数料はかかる?プランごとの違いもチェック

「東京電力EPを解約したいけど、解約金ってかかるの?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、契約している料金プランによっては、解約金(違約金)が発生するケースもあります。
とくに「2年契約」など期間の決まったプランは要注意です。
この章では、以下の2点をわかりやすく解説していきます!
- 解約金の有無と注意したい契約プラン一覧
- 解約後の電気料金の支払い方法とタイミングは?
事前に確認しておけば、「知らなかった…」という後悔も防げます。
スムーズで安心な解約に向けて、ぜひチェックしておきましょう。
解約金の有無と注意したい契約プラン一覧
東京電力EPの電気料金プランの多くは、解約時に手数料や違約金が発生しません。
ただし、一部のプランでは契約期間中に解約すると違約金がかかることがあります。
プランごとの解約金の有無を以下の表で確認しておきましょう。
プラン名 | 解約金の有無 |
---|---|
従量電灯B 従量電灯C スタンダードS スタンダードL スマートライフS スマートライフL スマートライフプラン(新規加入受付終了) 夜トクプラン8 夜トクプラン12 アクアエナジー100 くらし上手 電化上手(新規加入受付終了) おトクなナイト8(新規加入受付終了) おトクなナイト10(新規加入受付終了) ピークシフトプラン(新規加入受付終了) スタンダードX(新規加入受付終了) | なし |
プレミアムS プレミアムL プレミアムプラン(新規加入受付終了) | あり |

解約金が発生する電気料金プラン
以下のプランでは、契約期間中に解約すると解約金がかかるので注意が必要です。
- プレミアムS/プレミアムL
- プレミアムプラン(新規加入受付終了)
具体的には、契約期間が1年の場合は3,000円(税込)、契約期間が2年の場合は5,000円(税込)の解約金が請求される仕組みになっています。
ただし、以下のようなケースでは、契約期間中でも解約金は発生しません。
- 契約期間の満了日からさかのぼって2カ月以内に解約する場合
- 同じ東京電力エリア内で料金プランを変更する場合
- 引っ越しを理由に解約する場合
こうした例外もあるため、ご自身の契約状況に応じて、解約のタイミングを調整するのが賢い選択です。
解約後の電気料金の支払い方法とタイミングは?
東京電力EPを解約した後でも、最終月の電気代の支払いは必要です。
請求額は、前回の検針日から解約日(使用停止日)までの日割り計算で算出されるため、使った分だけが正確に請求されます。
支払い方法によって精算タイミングが異なります!
東京電力EPの解約後、最終料金の請求時期は支払い方法によって少しずつ違ってきます。
下記に主なパターンをまとめました。
支払い方法 | 請求・精算の目安時期 |
---|---|
口座振替 | 解約してから10〜15日ほどで口座から引き落としされます |
クレジットカード払い | 解約後、約10日でクレジットカード会社に請求が届きます |
請求書払い・SMS払い | 解約日から1週間前後で振込用紙が郵送またはSMSで届きます |

精算前にカードや口座を解約しないよう注意!
口座振替やクレジットカード払いを利用している場合、引き落としが完了するまで口座やカードを解約しないようにしましょう。引き落としエラーが発生すると、再請求や延滞金が発生する可能性があります。
期日内にしっかり支払うことで、延滞金や他社サービスへの影響を防ぐことができます。
解約後も、最後の支払いまで丁寧に対応しておきましょう。
東京電力EP:解約の申し込み・問い合わせは?(電話番号)

東京電力EPの解約手続きは、契約しているプランに応じて問い合わせ先(電話番号)が異なります。
東京電力EPお問い合わせ・カスタマーセンター
用途 | 電話番号 |
---|---|
規制料金プラン(従量電灯など) に関する解約・問い合わせ | 0120-995-001 |
自由料金プラン・ガス料金プラン に関する解約・問い合わせ | 0120-995-113 |

※ナビダイヤル(0570〜)経由でかけると、通話料金がかかる場合があります。できるだけフリーダイヤルを利用しましょう。
東京電力EPへの電話による問い合わせは、受付時間が午前9時から午後5時までとなっており、月曜日から土曜日まで対応しています(日曜・祝日・年末年始はお休み)。
また、電話が混み合いやすいのは月曜日の午前中やお昼休みの時間帯です。
なるべく待ち時間を避けたい場合は、平日の午前10時~11時ごろや、午後の時間帯(14時~16時ごろ)にかけるのがおすすめです。
手元に契約情報をあらかじめ用意しておくと、オペレーターとのやり取りもスムーズに進みますよ。
関東で電気代を安くしたいなら「新電力」へ切り替えよう

「引っ越しを機に電力会社を見直したい」「東京電力EPを解約したけど、次はどこがいいの?」
そんな方におすすめなのが、「新電力」への切り替えです。
新電力には、東京電力EPとは違った多様な料金プランや特典があり、家庭の電気代をグッとお得にできるチャンスが広がっています。
特に関東エリアには選択肢が多く、自分に合った会社を見つけやすいのもポイントです。
この章では、新電力に切り替えるメリットや注意点、電力会社を選ぶときのポイントをわかりやすくご紹介。
「興味はあるけど、どこから始めればいいの?」という方も、この記事を読めば安心して第一歩を踏み出せますよ。
新電力に切り替えるメリットとは?
新電力は、東京電力EPなどの大手と比べて運営コストが抑えられている分、電気料金がリーズナブルに設定されているのが特徴。
さらに、ライフスタイルに合わせて選べる多彩な料金プランがそろっており、上手に選べば月々の電気代を10〜20%以上抑えられるケースもあります。
また、最近では再生可能エネルギー(太陽光・風力など)を取り入れたプランも増えていて、「環境に配慮したい」という方にもおすすめです。
実際に切り替えた方からはこんな声も!
「月々の電気代が目に見えて減って驚き!」
以前と比べて毎月の請求額がグッと下がり、電気代の節約効果を実感しています。
「切り替え手続きがあっけないほど簡単だった」
スマホだけで完了。思っていたよりも手間がかからず、あっという間に乗り換えができました。
「料金だけじゃなく、ポイントや特典ももらえておトク感あり」
電気代が安くなるだけでなく、ポイントが貯まったりクーポンがもらえたりと、うれしいおまけも。
「思い切って見直してみたら、意外と選択肢が多くて驚いた」
今までは東京電力EP一択だと思っていたけど、探してみると意外と多くの会社があって選ぶのが楽しかったです。
「電気を選ぶ=環境への応援になると知った」
自然エネルギーを使っている会社を選ぶことで、ちょっとだけ社会に貢献できるのがうれしいです。
電気代を少しでも節約したいなら、新電力への切り替えは要チェック!
料金が安くなるだけでなく、環境にもやさしい選択肢が広がっています。自分にぴったりのプランで、ムリなくおトクに始めてみましょう。
新電力についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック
関連記事新電力とは?大手電力会社との違いは?仕組みやリスクをわかりやすく解説!

自分に合った電力会社を選ぶ3つのポイント
電力会社を選ぶとき、「なんとなく安そう」で決めてしまうのはNG!
後悔しないためには、次の3つのポイントをしっかりチェックしましょう。
サービス対応エリアをチェック!
まずは、自宅がその電力会社の「対応エリア内」かどうかを確認しましょう。
新電力は全国対応でない場合もあるので、公式サイトや郵便番号入力ツールでチェックするのがおすすめです。
対応外だと契約できないので、最初に確認しておくと安心!
ライフスタイルに合った料金プランを選ぼう
電気をたくさん使う時期や時間帯は人それぞれ。
自分の生活パターンに合ったプランを選べば、電気代をぐっと抑えられることも!
例えば・・・
- 在宅ワークが多い人 → 日中の料金が安いプラン
- 夜型生活の人 → 夜間がお得なプラン
- 電気使用量が多い大家族 → 定額やまとめ割のあるプラン
割引やポイントなど「+α」の特典をチェック!
電気代が安いだけでなく、「ポイント還元」や「他サービスとのセット割」など、おトクな特典がある会社も多数!
よくある特典例
- 電気料金に応じてポイントが貯まる
楽天ポイントやVポイント、Pontaなど、使いやすいポイントが毎月の電気代でコツコツ貯まります。 - ガス・携帯・インターネットとのセット割引
電気だけでなく、ガスやスマホ、光回線とのまとめ契約で、月々の料金がトータルでお得に! - お住まいの環境に合った割引メニュー
持ち家の方に「マイホーム割引」、オール電化住宅の方なら「オール電化割引」、ペットと暮らす方は「ペット割引」など - 友達紹介キャンペーン
友人や家族を紹介すると、両者にAmazonギフト券などのプレゼントがもらえることもあります。 - 新規契約キャンペーンでギフトがもらえる
一定期間中の申込で、初月の基本料金が無料になったり、QUOカードやギフト券がもらえる特典も。
特典は電力会社によって内容もタイミングも異なるので、キャンペーン情報も見逃さずチェックしましょう!
ポイントをおさえれば、自分にぴったりの電力会社がきっと見つかります!
迷ったら「料金シミュレーション」なども活用して、ムリなく、楽しく、電気代の見直しを始めてみましょう。
関東エリアのおすすめ電力会社を紹介
関東エリアで【最新】のおすすめ電力会社を探すなら、こちらの一覧が便利!
各社の料金プランの仕組みやサービス内容、割引特典などをわかりやすく紹介しているので、今の暮らしにぴったりの電力会社がきっと見つかります。電気代を見直したい方は、ぜひチェックしてみてください。
【2025年版】関東オススメ電力会社20社を一覧比較|料金・特徴がすぐわかる!

東京電力EPの解約・停止に関するよくある質問(FAQ)

東京電力EPの解約や停止を考えている方からよく寄せられる質問をまとめました。
「引っ越しのときはどうする?」「違約金ってかかるの?」など、気になるポイントをわかりやすく解説しています。
Q. 引越しで解約したい。どう手続きすればいい?
A.解約希望日の1週間前までに、Webまたは電話で手続きしましょう。
名義人の氏名、電話番号、現住所、お客様番号などを用意しておくとスムーズです。
オンラインなら24時間手続き可能なので、忙しい方にもおすすめです。
引越し先での電気の開始手続きも忘れずに!
※解約金や最終月の料金精算方法も、事前に確認しておくと安心です。
Q. 他社へ切り替えるにはどうすればいい?
A.Webから簡単に申し込み可能です。切り替え先の電力会社が手続きを代行してくれます。
検針票やマイページで「お客様番号」などを確認しておくとスムーズ。
現在の契約の解約手続きは原則不要で、自動で切り替わります。
※ただし、契約期間中の場合は違約金が発生する可能性があります。
Q. 解約は何日前までに申し込むべき?
A.希望する解約日の1週間前までの手続きが推奨されています。
早めに申し込んでおくことで、二重請求や電気の停止トラブルを避けられます。
引越しシーズンなど混み合う時期は、できるだけ余裕をもって準備しましょう。
Q. 解約に違約金や手数料はかかる?
A.プランによっては発生することがあります。
たとえば「◯年契約」のような縛りがある場合、途中解約で違約金がかかるケースも。
契約前に「契約期間」「解約条件」をしっかり確認しておくのが安心です。
※解約金なしのプランも増えているので、比較して選びましょう。
▶東京電力EP:プランごとの解約金の有無について一覧で詳しく見る
Q. 強制解約されたらどうすればいい?
A.まずは電力会社に状況を確認し、再契約や他社への乗り換えを検討しましょう。
強制解約の理由は、未払い・契約情報の不備などさまざまです。
速やかに支払いを済ませるか、別の電力会社と契約することで再開できます。
※繰り返しトラブルを避けるため、口座引き落としの設定もおすすめです。
まとめ:東京電力EPの解約・切り替えは簡単!
「なんだか面倒そう…」と思いがちな東京電力EPの解約や他社への切り替え。
でも実際は、Webや電話で簡単に手続きできて、数分で完了するケースも少なくありません。引っ越しやライフスタイルの変化に合わせて、タイミングよく進めるのがポイントです。
必要な情報をあらかじめ準備しておけば、さらにスムーズ!スケジュールには余裕を持って、できれば1週間前には申し込みを済ませておくと安心です。
また、関東エリアでは新電力への切り替えで、電気代の節約やポイント付与などのメリットが得られることも。面倒に感じていた電力の見直しが、家計にうれしい変化をもたらす第一歩になるかもしれません。
「手続きはカンタン。変えてよかった!」という声も多い今、自分にぴったりの電力会社を選んで、もっとおトクで快適な暮らしを始めてみましょう。
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執筆者
小売電気アドバイザー
大山 泰正
小売電気アドバイザーの資格を持ち、電気の比較・情報サイト「エネべる」を運営しています。運営会社である株式会社enebellの代表取締役として、電力業界の最新情報や節約術に関する豊富な知識を提供。電力自由化や最適な電力プラン選びに関するアドバイスを分かりやすく解説しています。
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